日比谷花壇シニアデザイナー福井崇史が
日常の中でのお花の取り入れ方や楽しみ方をブログを通じてお伝えします!
2013年July29日
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。オンライン販売の各種ギフト商品をデザインするかたわら、音楽と花のコラボレーション・パフォーマンスといった分野でも活躍し、花文化の啓蒙に努めている。その作風は緻密にして繊細。単に美しいだけではなく、見る者の心に響き、思わず笑顔がこぼれるような作品創りがポリシー。特別な想いが吹き込まれた花々には、視覚的な美しさを超えた感動がある。
暑い日が続きますね。
日比谷花壇「みどりの広場」のアイドル そだてるちゃんは
グリーンカーテンやいろいろなお花を今日も育てています。
今回はそだてるちゃんが日比谷花壇本社ビルの屋上で
いっしょうけんめい育てたひまわりをいただいて
タカシのウチに飾ってみました♪
また一輪挿しか・・・と思われた方は
かなりの『 タカシのウチ花 』好きですね^^
ありがとうございます!
でもご安心ください。
一見いつもとは一緒に見える一輪挿しですが、
今日は一味違ったテクニックを盛り込んであります♪
先ずは材料の紹介から
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右から
『 ひまわり 』
『 一輪挿し 』
『 虹のかけら(細かいガラス)』になります。
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『 ひまわり 』はリアルそだてるちゃんと一緒に
日比谷花壇本社屋上より摘んできたものです。
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摘み取り記念撮影も(笑)
ちなみに奥(画面右上部)に見えるグリーンは
ゴーヤのグリーンカーテンで、こちらもまた旬を迎えています。
ゴーヤは改めてブログでご紹介いたしますね♪
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こちらは『 虹のかけら(細かいガラス)』
沖縄の琉球ガラスで作られています^^
ココは小石でもガラスビーズでもOKです。
花留めに使います。
透明な花器の場合はキレイなものを使いましょう。
少し大きいかけらは花器の口に入らなくなりますが
『 一輪挿し 』はできるだけ口の細いものが良いです。
( ※ 茎が入るサイズの口径にしましょう。)
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準備作業もとっても簡単でしょ!
虹のかけらを一厘挿しに入れて、お水を加えたら、
あとはお花を一輪挿すだけ♪
簡単すぎるのでもう一つ作ってみました(^_-)-☆
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二つ目
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二つ目は海のイメージにしてみようかと思い
ガラスではなくサンゴのかけらにしてみました。
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茎をできるだけ垂直に立て
茎の切り口を軽くサンゴ粒に押し当てるように軽く挿すと・・・
花全体が上に向かってまっすぐ立つように飾れます。←ココTPです。
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お花をよ~く観るとハートマークのようなものが沢山!
ひまわりコゲ茶色の部分(雌しべの花柱の柱頭)は
沢山のハートから出来ていると思うと
なんだかとてもかわいらしく思えてきます♪
育てよう!みどりの広場 みんなで育てる2013グリーンカーテン&ひまわり
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ココをクリック!
今回使用したひまわりの栽培レポートなども
みどりの広場のブログにて紹介してます。
育てる楽しさが伝わると思いますので、ぜひご覧ください^^
本日のTP!(Takashi Point !)
【 一輪挿しで花が下を向いてしまわないコツ 】
ひまわりなど真横を向いて咲く事のある花で
枝分かれしていない一輪花は
上向きに活けてもクルっと下向きに茎ごと回転し
下を向いてしまったりします。
そんな時は『 花留め 』というテクニックを使えば
自由な向きや角度で活けることができるのですが、
そのテクニックは難易度の低いモノから高いモノまで多種多様。
ちょっとむずかしいイメージもありますが、
今回ご紹介したテクニックも『 花留め 』のひとつなんです。
このテクニックは
とても簡単なうえにキレイで簡単な花留め方法なので、
憶えておくととても便利です^^
POINTは・・・
①口が狭い花器を使うこと
②中に入れたガラス(砂利)に茎を垂直に軽く挿すこと
たったこれだけで一輪挿しの花が下を向くことなく
明るい雰囲気に飾ることができるようになります(^^)b